先日、愛用のLenovo ThinkPAD X31が、起動できなくなった
その際に、どのように修復したかを覚書として残しておこうと思う。
これは、他の機種でも起こりうることなので、今回のノートPCに限らずデスクトップマシンでも有効であろう。
まずことの始まりは・・・
休日の朝、いつものようにノートの電源を入れて起動を待っていたときのこと
メモリーチェックが済み、XPのシステムが起動・・・・んっ!!?
「次のファイルが見つからないか破損しているためWindowsを起動できませんでした。~途中割愛~
c:\windows\sysytem32\config\system」
つまり、c:\windows\sysytem32\config\system が見つからないか破損しているのでWindowsが起動できないということで、XPのセットアップCDをセットして修復セットアップしたら修復できるよっ! ということらしい。
はて!? 実は、このノートPCには内臓のハードドライブ以外CDドライブもFDドライブも付いていないのだ、そこでまずは、内臓のHDDを引っこ抜いて、デスクトップPCにIDE—>USB変換ケーブルを介して接続してHDDのエラーチェックを行ってみた。
チェックが済み、ノープロブレムであることを確認し、ついでなので最適化も実施して、再度ノートに装着して再起動を試みたものの、やはり同じメッセージ。
うぅ~~む、困った。
そこで、いくつかネットを検索して、見つけた情報でやってみることに。
c:\windows\sysytem32\config\system の修復ができればよいわけなので、まずは、先ほど行ったように、デスクトップに接続してそのHD内のsystemレジストリファイルの入れ替えを行うわけである。
上記の参考サイトではCDを使った修復セットアップからの回復術であり、その中にヒントが隠されていました。
やっていることは、レジストリハイブ??なるものを、正常起動していた時点のバックアップに入れ替えてあげることが出来たら良い訳です。
デスクトップPCに接続された起動できないノートPCのドライブ内で、フォルダーオプションでシステムで保護されたファイルを非表示のチェックを外すと、System Volume Informationという隠しフォルダが見えます。
このフォルダーの中の、_restore{******}というフォルダの中にRP***というフォルダーがありますので、そのうちの最新の作成日付のフォルダを開くと、その中に今度はsnapshotというフォルダがあります。
その中の
_REGISTRY_MACHINE_SAM
_REGISTRY_MACHINE_SECURITY
_REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE
_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM
_REGISTRY_MACHINE_.DEFAULT
という5つのファイル・・これが肝です。
この5つのファイルをどこか適当な場所にコピーして、それぞれSAM,SECURITY,SOFTWARE、SYSTEM,DEFAULTと名前を変更しておきます。
そして、ノートPCドライブの \Windows\system32\configフォルダを開き既存の5つのファイルを念のためバックアップ(壊れているのだが・・・保険の意味で)フォルダに取っておき、先ほど名前を変更した5つのファイルを\Windows\system32\configフォルダに移してたら、HDDを元のノートPCに戻して、恐る恐るノートPCを起動してみる(^^;)
以上で私の場合復活再起動ができました。
この情報ソースはここ
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